安全性が高く、初心者でも安心して使えることから、キャンプでのLEDランタンの人気は高く、需要も増え続けています。
ですが、それに伴い種類もたくさん出ていますので、どのランタンを選んで良いのか迷ってしまいますよね?
そこで、今回はLEDランタンの最適な選び方や、おすすめのLEDランタンTOP10をご紹介していこうと思います。
LEDランタンはアウトドアでも自宅でも使える
LEDランタンはアウトドア(登山、キャンプ)でも使用できますが災害時、停電時でも大活躍するのでガスランタンやガソリンランタンと同じくらい注目されています。
充電式や電池式、ソーラー式などのさまざまな電源から選べるのと明るさの調整ができる調光機能搭載しているをのもあります。
安全性が高いのでキャンプで使用する場合はテントの中がとてもおすすめです。主にホワイトの光ですが最近は暖色LEDも普及して機能も豊富になっています。
各メーカーで数多くの種類を発売しているので選ぶ楽しみもあります。
LEDランタンの最適な選び方
それぞれのメリットや特徴があり、使用用途や、キャンプスタイルなどによってもその選び方は様々となります。
まずは、基本的な知識を高めて、最適なLEDランタンを選んでいきましょう。
明るさ、ルーメンやルクスについて
LEDランタンを探していて、スペック表に「ルーメン」(Lm)という表記があるのは目にしたことがありますよね?
「ルーメン」(Lm)とはなんでしょうか?光源から出る光の量の事を言います。LEDライトのスペック表記は「ルーメン」での表記がほとんどです。ルーメンの数値で明るさを判断します。
ちなみに他にも照明に関する単位では、
- 「ルクス」(Lux)・・・光源から照らされた場所のあかるさ(照度)の事で、ガスランタンには「ルクス」表記が多い
- 「ワット」(W)・・・光源が消費している電気量(家電製品などでもよく目にしますよね)
- 「カンデラ」(cd)・・・光源から出ている光の一番明るい場所の強さ(光度)などがあります。
一般的的にトイレの電球で使われているのが40W〜60Wです。
この明るさをルーメンで換算すると約485lm〜810lmとなります。
日常で毎日使う場所ですので、感覚的に明るさがわかりますよね?LEDランタンを選ぶ基準としてわかりやすいです。
連続点灯時間
LEDランタンのスペックや調光の具合にもよりますが、だいたい最大で24時間以上使用できるものが多いです。
ガスランタンや、ガソリンランタンと比べても長時間使用できるものが多くなり、最大100時間の使用が可能な物もあります。
このような長時間使えるランタンは、キャンプだけじゃなく災害用にも必要となってきますので、一つは持っておくべきアイテムとして注目されています。
「充電式」の充電方法、充電時間
「充電式」のランタンでは、USBポートから充電するものと、ソーラー充電などがあります。
車から充電したり、モバイルバッテリーから充電することができるUSBポートですと、電池をいちいち買わなくても良いのが便利です。
ソーラーパネルを搭載したタイプですと、昼間に充電しておけば良いので長期間のキャンプに重宝します。
ただ、日光の加減で充電されてない場合も考えられますので。ソーラー充電だけのランタンしかもっていかないというのはおすすめ出来ません。
充電時間に関しては商品により異なりますが、2時間から8時間といったところでしょうか。
「電池式」で使える電池
「電池式」のランタンでは、単一形または単三形のアルカリ電池を使用するタイプが多く、予備の電池があれば、交換するだけですぐ使える事が大きなメリットです。しかし、荷物を減らしたい人にとっては、電池の重さが気になるところですよね。
あと、使用してない時は電池は抜く様にしましょう。電解液が漏れて故障の原因になることがありますので要注意です。
調光機能
3段階(強・中・弱)に調光できるものや、ダイヤル式などで無段階調光というタイプもあります。
また、ロウソクの炎の揺れを演出する機能を搭載しているタイプもあり、雰囲気をだしたい人には最適と言えます。
サイズ
LEDランタンの種類は大小様々で、手のひらに乗るサイズから、大型なものまで幅広く揃っています。用途に合わせて選びましょう。
防水・防塵機能
野外で使用する場合は、防水仕様IPX5相当以上の物を選ぶと安心です。
防塵タイプだともっと安心ですので、IP55相当以上だと安心して使えます。
テントの中で使う場合もIPX4 相当の生活防水程度の物だと安心です。
LEDランタンの気になる疑問
LEDランタンの基本の部分がわかったところで、次は気になる疑問をあげてみました。
ガスランタンとどっちが明るい?
LEDランタンの中でも、明るいと言われている「ジェントス」のランタンで最大1000ルーメンに対して、ガスランタンは約3000ルーメンまで明るくする事ができます。
なので、メインランタンにはガスランタン、サブランタンにはLEDランタンと使い分けている人も多く見られていました。
しかし、最近ではLEDランタンでも最大2700ルーメンという物も出てきました(※おすすめのLEDランタンでご紹介しています)
なので、メインランタンにもLEDランタンを使用する人が増えてるのです。特に、小さいお子様がいる家庭などでは、安全に使用できると、人気が高まっています。
しかし、通常は1000ルーメンあれば、メインランタンとしては申し分ないのでは?とは思います。
特に、ソロキャンプだと、明るすぎるのは嫌だという場合も考えられますので。
メインランタンとして選ぶなら、最大1000ルーメンで、調光機能がついているタイプを選べば、間違いないですね。
暖色LEDランタンはあるの?
あります。暖色のLEDランタンと言えば、キャプテンスタッグのアンティーク暖色LEDランタンや、バルミューダのランタンが有名です。
ソロキャンプにおいてランタンは必要不可欠のアイテムですよね。でも、初心者のソロキャンパーの私は、1ケ月くらい考えた結果、バルミューダのランタンを購入することにしました。理由は追って説明していきますが、最高です。間違いなくソロ[…]
ガソリンランタンの様な形をしており、レトロな感じです。暖色系の暖かい灯りとレトロ感で、雰囲気が出るランタンとして人気です。バルミューダのランタンは、キャンドルモードもありますので、より雰囲気がだせます。
しかし、ちょっと暗めな物も多く、メインランタンとしては物足りなさがありますが。
キャンプのどこで使うのがいいの?
LEDランタンの使用用途としては、テント内の灯りとして使用する事が多いと思いますがおもいます。
テントに吊しても、発火の恐れや排気ガスもないので、安心です。
あとは、手軽に持ち運びできるタイプも多いので、手元足元灯としても便利です。
メインランタンとしても使用するなら、1000ルーメン以上で十分対応できます。
キャンプ・アウトドア用LEDランタンおすすめランキングTOP10!
それでは「おすすめのLEDランタンTOP10」をご紹介します。
スペックや特徴など記載しましたので、LEDランタンを選ぶ際の基準にしていただければと思います。
コールマン クアッドマルチパネルランタン
4つのパネルが取り外しでき、パネルはLEDライトとして持ち運びに便利です。
これ1台でマルチに使えます。USBポート付きで、スマホなどの充電もできます。乾電池で動作がするので急に電池の残量がなくなってもすぐにコンビニで購入ができ便利ですね。
連続点灯時間→(電池8本)約20時間〜約400時間(電池4本)約13時間〜約196時間)
使用電池→ アルカリ単一形乾電池×4本、または8本
調光機能→High、Medium、Low
サイズ→直径14.5×高さ23.5cm
重量→約1.2kg
防水機能→IPX4対応
スノーピーク たねほおずき
2段階の固定された明るさか、スイッチの長押しで、自由自在に光量が調節できます。
ロウソクのような、ゆらぎモードを搭載してますので、雰囲気を出すことも可能です。
連続点灯時間→60時間(High)100時間(Low)
使用電池→単4形アルカリ電池3本
調光機能→3モード(Hi-Low/Strobe/疑似ゆらぎ)+無段階調光
サイズ→幅62mm×高さ75mm
重量→57g
防水機能→IPX4対応
テントファクトリー クラシックLED
連続点灯時間→15時間(ノーマルモード)85時間(エコモード)
使用電池→単1形アルカリ電池6本
調光機能→ノーマルモード、エコモード
サイズ→幅218×高さ335mm
重量→1020g
ガソリンランタンの様な形のクラシックなデザインの暖色LEDランタンです。
キャプテンスタッグ アンティーク 暖色LEDランタン
連続点灯時間→最大約24時間
使用電池→単3形アルカリ電池4本
サイズ→幅120×高さ220mm
重量→230g
アンティークなデザインの暖色LEDランタンです。
ランタンとしては安価で、2,000円以下で購入できます。
サブ機として購入する方も多いですよ。
ランドポート ソーラーパフ
連続点灯時間→10時間(強)42時間(中)72時間(弱)
使用電池→ソーラー充電式
サイズ→110×110×110mm(使用時)210×110×120mm(収納時)
重量→82g
充電時間→約8時間
防水機能→IPX6対応
5色(赤・白・黄・青・緑・自動モード)のLEDが楽しめます。
テントサイトの周りに吊るしておいたり、テーブルに置いておくと目印になりますので、テントの場所が分からなくなっても安心。
※熱くなりにくいLED電球なので安心です。
ジェントス パワーバンク ランタン EX-000R
連続点灯時間→(白色)3時間〜200時間(High〜Low)、(昼白色)6時間〜250時間(High〜Low)、(暖色)7.5時間〜300時間(High〜Low)、(キャンドルモード)150時間
使用電池→内蔵バッテリー容量:単1形アルカリ電池3本。専用リチウムポリマー充電池3.7V5,000mAh
調光機能→弱〜強まで無段階調光
サイズ→幅102.2×高さ189mm
重量→6680g
防水機能→IP68
LEDランタンと言えばジェントスの名前が上がるくらい、定番となります。
圧倒的な明るさのLEDランタンがほしいならこちらがおすすめ。
給電可能のUSB充電式、バッテリーインジケーター、チャージングインジケーター搭載となります。
バイオライトサンライトソーラーランタン
連続点灯時間→2.5時間(明るいモード)24時間(暗めのモード)
使用電池→約7時間(ソーラー)約2時間(USB)
調光機能→弱〜強まで無段階調光
サイズ→8.6×8.6×2cm
充電方法→太陽光またはUSBケーブル使用で充電(750mAh内蔵バッテリー)
防水機能→IPX4相当
赤のナイトビジョンなど、RGBカラースペクトルで光の色を切り替え可能。雰囲気を楽しめます。
最適な調節で太陽光を取り込めるため充電時間を最大化出来ます。
バルミューダ ザ ランタンL02A
連続点灯時間→3~50時間(最大照度〜最小照度)
内蔵バッテリー→Ni-MH充電バッテリー3.6V2000mAh(ニッケル水素電池)内蔵
調光機能→無段階調光
サイズ→幅110×奥行103×高さ248mm(ハンドル含む)
重量→630g
防水機能→IP54
バッテリー内蔵なので、キャンプだけじゃなく家の中でも使え、尚且つオシャレ!
実際に購入してキャンプに行かない時は自宅で使用をしています。LEDランタンの中では個人的には1番好きなアイテムです。
ソロキャンプにおいてランタンは必要不可欠のアイテムですよね。でも、初心者のソロキャンパーの私は、1ケ月くらい考えた結果、バルミューダのランタンを購入することにしました。理由は追って説明していきますが、最高です。間違いなくソロ[…]
クレイモア プロ L
連続点灯時間→約3.3~50時間(ターボモード昼白色)11~100時間(電球色・昼光色)
使用電池→Li-ion3.6V17,400mAh(62.64Wh)バッテリー内蔵
充電時間→7時間
サイズ→幅200×奥行90×高さ34mm
重量→約545g
防水機能→IP44
LEDランタンの常識を超え、圧倒的なルーメン数を実現する大容量バッテリーを搭載しています。
スマホなどの充電も可能です。機器の充電と同時にLEDランタンの使用も可能です。
LUMENA LEDランタン
連続点灯時間→最大約100時間
内蔵バッテリーの容量→Li-ion10,000mAh
調光機能→4段階の調光。3色の点灯モード機能
サイズ→幅92×奥行92×高さ28mm
重量→約220g
超軽量で手のひらサイズ!大容量充電用バッテリー機能が付いたLEDランタンです。
ランタンだけではなく、10,000mAhのモバイルバッテリーとしても使用可能で、iPhoneの充電を約4回フル充電できます。
まとめ
いかがでしてでしょうか?LEDランタンの需要は増え続け、その種類も様々です。
この記事を参考に最適なLEDランタンを選んで頂けたら幸いです。
楽しいキャンプライフをお過ごし下さい。また、ガスランタンやガソリンランタンも知りたいという方はこちらもよければご覧ください。
キャンプには、必要不可欠のランタンですが、もちろんソロキャンプでも必要です。今回は「ランタンにはどんな種類がある?」「メリット・デメリットは?」こんな疑問を持ってる方必見です!是非、ご購入の参考にしてみてください。ランタ[…]