キャンプって、危険な行動を自ら手元におびき寄せる行為なのかもしれません。ひょっとしたらキャンプなんてできればしない方がいいと考えるかもしれません。
しかし、私達はそれでもキャンプで、アドベンチャー体験もしたいですし、スリリング体験も、またサバイバル!体験もしたいと思っているのです。
では、どのような方法で楽しいキャンプを体験することができるかといえば、キャンプ、ソロキャンプをする人たちがどのような失敗を今までして来たのか、いろいろ体験談を知ることではないでしょうか。
キャンプのリスクを知り、リスクをあらかじめ回避することができるから、楽しいキャンプをすることができるのです。
キャンプの失敗を知ることが成功の近道
キャンプが不安、だったらキャンプなんてしなければいいのです。
しかし、本当にそれでいいのでしょうか。
いろいろ、リスクがあることってありますが、全部リスクが存在しているから避けて通ろうというモチベーションでは、段々と人間のサイズが小さくなってしまう感じがしますよね。
あなたが魅力的な人間になるため、そのような場所に積極的に向かって行く必要があるのではないでしょうか。
ただし、自ら危険&失敗に真っ向立ち向かっていきなさいということを言うつもりは毛頭ありません。
あなたに知って欲しいのは、デメリット、失敗、リスクから学ぶ、キャンプの正しいルール・マナーなのです。
失敗から学ばないと、いろいろわからないことがあるので、反面教師的学びも得てして大事です。
今回失敗した人たちの体験談を、ランキングにしてみました。
初心者必見!キャンプの失敗ワースト10
やってしまった失敗をランキング形式でお伝えしましょう。実体験なのできっとみなさんにも共感できることもあるかもしれません。
10位 深夜でもおしゃべりがやまなかった
まず、10位から失敗談についてお話しします。
私は、年に一度楽しいファミリーキャンプの体験をしています。
ソロキャンプもいいですが、ファミリーキャンプも格別の体験と言っていいでしょう。
なんせ焚き火の前で、ファミリー総動員向き合うことができれば、いい感じで一致団結した気持にもなることができて、いろいろ今まで家では話さないようなことを話したくなってしまうのです。
毎日こんな体験が必要とは思いませんが、家族がリセットという意味合いでもとても大事な機会だと思います。
ただし、お父さんは結構酔っぱらっていたりし、消灯時間を過ぎても話しが終わらなかったりして、私も、ちょっとそろそろヤバいかな……と思えば。
隣りのキャンパーから文句を言われてしまいました。
そうなると、もうキャンプって、いつも隣りを気にしてしまって、全然楽しいと感じないのです。
となりだって、あんまりいい気分ではないのではないでしょうか。申し訳なかったです。
9位 ハラハラ花火の体験
私のキャンプの楽しみと言えば、花火なのです。
昔は、花火禁止です……ということもなかったからばんばんに花火買い込んで、打ち上げていたのです。
花火が大好きなのは、私だけでなく、私の子供もです。子供たちも普段こんな体験がなかなかできなくなったので、大はしゃぎです。
でも、子供がこんなにはしゃいでくれるって、非常に私自身も嬉しい体験です。
しかし。私が、カラ瓶をたてて、そこに花火をたてて、打ち上げようとした瞬間、走り回る子供が闇で瓶を蹴飛ばしてしまった……ではありませんか。
花火は、打ち上げということではなく、水平発射です。
美しいことには変わりがないというそんなノンキなことは言ってはいられません。となりのキャンパーたちにめがけて向かって行こうとしているではありませんか。
本当に、こんなハラハラ体験をするのなら、キャンプなんて二度と行きたくないと思いました。
8位 タープが飛んでしまった
今回のキャンプでは、あらかじめ強風が吹くということはわかっていました。
でも、せっかくキャンプを計画した訳ですし、決行ということになりました。多くの人たちが、こんな感じで天気予報とにらめっこして、どうしようか迷うことって本当に多いと思いますね。
まさに、キャンプとは、自然のサバイバルと向き合うことなのですから。
キャンプ場へ行って、私はもちろん、タープを張るときも強くということは意識していたのですが……。
天気予報の通り風は結構強かったですね。大丈夫かしらなんて思いながら、それでも別に大丈夫という思いはあります。
都会人は、やっぱり自然の恐怖をそれほど知らないでなめてかかっているとこはあるかもしれません。
私は近くの釣り場があったので、そこへ出かけました。
そのときは釣りに夢中で、もう風が強いなんて意識もそれ程なく、タープのことなど全然気にしていなかったのです。
1時間ほど釣りして帰ったらタープはありませんでした。
隣りサイトには、ご迷惑をおかてしまてしまったようです。
7位 思い出のキャンプ場へ行ったけど
私達は、二年に一度程度、そのキャンプ場の御世話になっていました。
そのキャンプ場は、私の妻と知り合った場所でお気に入りの場所だったのですが。
子供ができて段々とキャンプというモチベーションはなかなか持つことができないで、やっと子供が歩けるようになったとき、キャンプ場に行こうという話しが妻とまとまったのです。
とても楽しみでしたね。私達の思い出の中に、タイムスリップするような体験です。
そして、もう私達の可愛いベイビーもキャンプの体験を面白いと思ってくれるのではないでしょうか。
しかし、私達は平日に休みをとって行くことにした訳で、予約して行こうという気持も全然なかったのですが……。
行けばキャンプ場、閉鎖しているではありませんか。
こういうことってあるんですね。閉鎖なんて全く予想外です。
6位 意欲的にキャンプ場に向かうはいいけど シーズンオフ
正直にいえば、キャンプというのにはちょっと季節はずれという日に、私、ソロキャンプに出かけて行ったのです。
そういうときでも、私は、キャンプ好きの人たちはたくさんいて、キャンプ場はにぎわっているという甘い考えがありました。
国道を走っているときも、なんだかガランとしていて、寂しい感じがしていたのですが、キャンプ場へ行けば、孤独がイヤされるものと思っていたのです。
しかし、キャンプ場に行けば、ほとんど人たちがいない……ではありませんか。
シーズンではないといえば、それだけの理由ですが。プラスα、今日は、冷え冷えとしていて非常に寒いのです。
明るいうちは、それでもキャンプ体験をしているわくわくしたような気持ってどこかにあったのですが。
日が沈むと、孤独の境地にたたされるものです。
自然の夜って、なんでこんなにも私に冷たいのでしょうか。
5位 忘れ物要注意
ソロキャンプへ行くときなど、やっぱりこのようなことは誰でもあることです。
初心者がキャンプという時も絶対にあるでしょうし、あってしまうと、キャンプの魅力はやっぱり半減してしまうものです。
それは、忘れ物です。
小学校の先生が生徒にいうような感じになってしまうのですが、とにかく忘れ物は注意しましょう。
では、どのような方法で忘れ物を回避することができるかといえば、あらかじめ持っていかなければならないリストを作り、何度もチェックするまでです。
基本、ショップがあって買い物できるものも多くありますが、キャンプとは自然体験なのです。
ひとつの忘れ物で、命を失うことだってあるという危機感は持つ必要があると思いますよ。
キャンプには、忘れ物をしないという自覚が大事です。
最近の私の場合、お気に入りのチェアを忘れた……程度のことです。
その程度では別に何も支障をきたさないと思うでしょう。
しかし、それはそれで、私には、キャンプがお気に入りのチェアがないだけで非常に居心地が悪いのです。
どこに座っていいかが全然わからないですし。
お気に入りのチェアに座って、火を見たりしていたいと思っていたのに、それができない悲劇が。せっかくソロキャンプまでこぎ着けたというのに。
4位 火がなかなかつかない
ソロキャンプの魅力はやっぱり焚き火だと思います。
火は瞬間、瞬間ひとつとして同じカタチを示すことがありません。
二度と同じ体験ができないと思えばなおさら、火がとてもいとおしいものに思えて来たりします。
私は、キャンプの魅力は焚き火だと思っています。
しかし、私がそんないい方をしているものの、薪になかなか火がつかないという痛い体験を何度もしています。
自然の中で、火というものは非常に大事です。その火がつかないということが結構あります。
キャンプで、簡単に火がつくと思えば大きな間違いであって、周囲の人たちを見ればわかるのですが、火をつけることに対していろいろ工夫をしていたりします。
都会人は、火なんて簡単につくでしょうと思っている訳ですが、火はなかなかつかないという認識を持つだけでもキャンプに来た意味はあると思います。
以前使用した炭がなかなかつかないのは、保管状態が全然良くなかったということが原因としてあるようです。
もっと火に対して、薪に対して、初心者の方々も勉強しなければなりません。
3位 うかつだった雨対策
ソロキャンプなどの初心者がやらかしてしまうのは、雨対策です。
結構行けば雨という方々もいらっしゃるようですが、そのような人たちは、しっかり雨対策もしているでしょうし、逆にいえば救われた人たちです。
そうでないのは、雨は降るはずはないと思っている人たちです。それでも降るときには雨は降る訳ですし。
テントを張れば、雨が降ればテントに逃げればいい訳ですが、テント張っている最中に豪雨……なんてやっぱり悲劇です。
カッパや、ポンチョというものはソロキャンプに必要なしという安易な考えをお持ちではないでしょうか。
ソロキャンプ初心者がしなければならないのは、万全な雨対策です。
またまた、雨で、薪になかなか火がつかないという事態に遭遇してしまうことになります。
2位 真夏のテント張りはつらい
私がはじめてソロキャンプ体験をしたのは、1年前でした。
真夏のキャンプ体験で、私はとにかく暑いんで、キャンプ場行く前には、道後温泉でひと汗かいてキャンプ場へと流れて行った訳ですが。
しかし、はじめてのキャンプで、テント設営ってなかなか上手くいかないのです。
めちゃくちゃ暑いし。温泉入る前以上に汗でびしょびしょに。テント設営がかつなかなか上手くいかないです。
初心者のソロキャンプならこんなことはよくあることで、もう少し、ノウハウは勉強した方がいいのかもしれません。
テント張りは難しくないという意見も多く聞きます。
それも間違いではあります。
はじめての人たちに何が欠けているのかといえば慣れです。
慣れるまでは、こんな太陽がぎらぎらしている炎天下のキャンプでない方がいいかもしれないですよね
1位 キャンプ場で飲酒運転
とにかくお酒好きですいません。
キャンプの目的は、とにかく火を見ながら、バーボンなど飲むことなのです。
すると、火から、いろいろな普段考えていないような思い出が蘇って来たりします。
こんな体験はなかなかできないので、やっぱりキャンプ場へ来て良かったと思う瞬間です。
しかし、私の場合駄目なのはどうしてもキャンプ場でお酒を飲み過ぎてしまうことです。
私は、ハッピーなお酒なので、周囲の人たちに迷惑をかけるということは毛頭ありませんが。
はじめてとキャンプという方々が注意しなければならないのは、撤収です。
あなたが想像しているよりも撤収って、時間がかかってしまうものなのです。
撤収が間に合わないということがないようあらかじめ、前日、ある程度までは片づけしておくという意識をもつといいですが、なんせ私の場合、酔っぱらってしまっているもので。
でも、酔って片づけしているなんて非常に馬鹿馬鹿しいではありませんか。
または、酔っても朝早く起きるしか仕方がありません。
しかし、私は、その両方の選択肢を取ることができなかったのです。
キャンプ場のチェックアウトの時間をしっかりあらかじめ確認、余裕を持つということはキャンプに大事な鉄則です。
また、翌日まではアルコールが残らないと思っているものの、体調が悪かったりして、残ることもあります。
それでも飲酒運転は飲酒運転……。
私はあのとき体調がただ悪かっただけですといっても、何も言い訳にはすることができません。
今更私がいうことでもないのかもしれませんが。
キャンプ場って、クルマとお酒の距離が非常に近くて危険なのです。
いかがでしょうか。こんな痛い体験談があります。あなたの身に覚えのあるものもあるでしょうし、そうでないものもあるでしょう。
ここで注意しなければならないのは、そのような痛い体験談を軽視しないことです。軽視すれば、きっと同じ失敗にあなたも躓くでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
キャンプでの失敗はどんな人でも起こりえます。でも実際にこんな失敗や後悔があることを知ってれば絶対に楽しいキャンプにすることができます。
また家族でキャンプをするなら自分だけじゃなく子供にも楽しんでもらうこともできるはずです。
これからのキャンプをもっと楽しめますように。
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